世界中のおはなしさーん!
影あそびするもの よっといでー!
脚本・演出/山崎康忠 美術/山崎一子 音楽/松原廣和 宣伝美術/小田純治
世界中にはいったいどれだけのおはなしがあるのでしょう?人から人へ、地から地
へ伝わった有名なおはなし。忘れ去られ、人の中に、時の中に埋もれたおはなし。みなさんはどんなおはなしを知っていますか?どんなおはなしをこどもたちにしてあげますか?
この作品は古今東西のいろいろなおはなしを次から次へと「影あそび劇」にしていく実験劇場です。
こどもたちが、「影」の繰り広げるおはなしの世界に、想像力をふくらませ、「影」をあそび友だちにしてもらえればいいな、と思って作りました。
何年かかって何本のおはなしが“ぞろぞろ”でてくるか、お楽しみに!
<プログラム>
第1話『にわとりマトゥ旅をする』
〜パキスタンの昔話「王さまとオンドリ」より〜
王様の畑で働くにわとりのマトゥは、ほうびをもらい旅に出ます。途中出会ったキツ
ネにオオカミ、ハイエナにライオン引き連れて、やってきたのは西の国の王の城。
「私は姫様に結婚を申込みに参りました。」マトゥの言葉に西の国の王はカンカン。
「なんと無礼な!牢屋に入れてしまえ!」
第2話『とんちウサギのトンサーイ』
〜カンボジアの昔話「とんちうさぎの話」より〜
にぎやか森で何かいざこざがあったようです。「とんちうさぎのトンサーイ!助けておくれー!」池の中から魚が呼んでいます。「ゾウが池の水を全部飲もうとしているのです。」「それは困りましたねぇ。ではバナナを1本むしゃむしゃ。んん…ぐるぐるぐる…お、とんちひらめいた!」
第3話『トゥンバ王子とカエルのおばさん』
〜アンゴラ(アフリカ)の昔話「太陽と月の娘」より〜
「ぼくが結婚したいのは月の国の姫です!」トゥンバ王子の手紙を届けようと国中の
動物たちは駆けたり、飛んだり、登ったり…。でも、誰も月に触れることさえできません。
「あたしにまかせなさい」でてきたのはカエルのおばさん。
「ふふふ、あたしゃ月の国の秘密を知っているのさ…」 |