影あそび劇団 ジョイホナ ジョイホナへメール  
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ジョイホナって?

「ジョイホナ」とは北米アメリカ大陸のナバホ族神話に登場する「太陽を運ぶ神/ジョホナアッエイ」より名付けました。この神話には日本の八百万の神のように大勢の神が登場します。ジョホナアッエイはそのうちのひとりです。太陽そのものが神じゃなくて、太陽を運ぶというのが気に入りました。わたしたちも影絵をうつす小さな太陽をいくつも持ち歩いて、いろいろなところへ行きますから。しかし、よく考えてみれば「太陽を運ぶもの=地球を回すもの」っていうことですね。それは「時」でもあります。なんだか壮大な名前を背負ってしまいましたが、名に恥じぬよう、皆様のところへ太陽のようにピカピカした夢や笑いや感動をお届けできればいいなと思っています。

ジョイホナの『影あそび劇』

ジョイホナが作品を作るときに意識することが三つあります。

1)「影」で表現する舞台であること
 「影」は黒くて輪郭しかない、極めて不完全なフォルムです。観客は自分の持っているイメ−ジで不完全な部分を補おうとします。ですから美しいものはより美しく、恐ろしいものはより恐ろしく、頭の中でのイメージは膨らみます。
 また、「影」はそのフォルムを自由に変化させることができます。ある「影」が別の「影」へ形を変わる様は、自然界の生々流転を象徴しているようにもみえます。観客の頭の中のイメージもまた自由に転がり続けます。
 このふたつの「影」の特性を最大限に活かして表現する舞台をジョイホナは目指しています。

2)生の舞台であること
 メインの表現の場はスクリーンの中になりますが、そこでの表現が例えば映画のように機械で投影された映像と差がなければ生で演じる意味がありません。
 ジョイホナの舞台は精密な照明機材や作り込んだ影絵の人形は使いません。シンプルな光源を使い、手と全身を使ってその場で「影」を作る手法を中心とし、影絵の人形を使う場合もごく単純なものを必要最小限の範囲でしか使いません。そして、スクリ−ンの中にうつった「影」にその場で息を吹き込み、演じさせるのです。ですから「影」に生の舞台でしか得られない“存在感”があります。

3)み終わった後にやってみたくなる舞台であること
 影絵をみせるとともに「影とあそぶ」ヒントになるような場面を随所に散りばめるようにしています。
 ジョイホナの舞台は終演が終わりではありません。み終わったこどもたちがどっと舞台裏に押し寄せ、屋外に飛び出して「影あそび」を始めるような舞台を目標に作っています。

プロフィール

1998年 11月   神奈川県横浜市を拠点に活動を開始しました。
1999年 6月   『まぁるいオモチャ箱』初演。
1999年 12月   『恋をした雪だるま』初演。
2000年 2月   『ボクはキツネ、ボクはロバ』初演。
2001年 7月   『イソップ村日記』初演。
2002年 1月、4月、8月『まぁるいオモチャ箱』韓国各地にて90ステージ上演。
2002年 10月   『ニッポン昔影アソビ』初演。
2004年 4月   活動拠点を徳島県へ移転。
2004年 4月より   約1年間、BS日テレの『Kidsビーンズ』でオリジナル影あそび劇を
16本、再放送含め68回全国放映。
2004年 10月   『古今東西おはなしぞろぞろ』初演。
2004年 12月   『まぁるいオモチャ箱』英語バージョン初演。
2005年3月までに約600ステージ上演、約9万人の方々にみていただきました。
現在、全国各地の児童館・幼稚園・保育園などで上演活動をしています。
徳島移転について

 2004年4月より徳島県に拠点を移し活動しています。
 日本の影絵芝居の歴史は人形芝居よりもずっと新しく、明治十年頃、阿波の国(今の徳島県、人形浄瑠璃という伝統的な人形芝居が盛んな地です。)の吉田春之助という人が「指人形」と名付けた新しい形式の影絵の人形を作り、一座を率いて全国を巡業公演したのが、影絵芝居の一番古い記録だそうです。
 日本の影絵芝居発祥の地、というのは大袈裟な言い方かもわかりませんが、実家に住まいを移すという私的理由で移転しようかどうかを迷ってた時にちょうどこの文献に出会い、これも何かの縁、と移転に踏み切った訳です。
 横浜に比べれば劇団の拠点として不利、という御意見もありますが、ジョイホナの目は国内だけでなく世界に向いています。この、人も自然も豊かな地徳島で、影を使った表現の原点を見据えつつ、より新しい表現を模索し、徳島発全国へ、日本発世界へ発信できる舞台を作ろうと思っています。
メンバー

劇団といっても夫婦2人だけのチームです。普段の愛称「やまちゃん」「いっちゃん」を舞台でも使っています。

●やまちゃん/山崎康忠(やまさきやすただ)
1962年5月生まれ徳島県松茂町出身
「太陽を運ぶ神より名付けたジョイホナですが、皮肉なことに公演現場ではいつも太陽との戦いです。会場に暗幕を張り、影絵をうつす光がより生きるように外からの日光をシャットアウトしなければなりません。これが結構大変。でもいつか、太陽と仲良くして日光を使った影あそび劇をやるのが夢です。もちろん野外で。だって、地球は宇宙という暗幕に囲まれているのですから!」
●いっちゃん/山崎一子(やまさきいちこ)
1972年9月生まれ神奈川県厚木市出身
「影あそびを通じて、親子や、おじいちゃんおばあちゃんとお孫さんの交流が深められるお手伝いができたらいいなと、最近とくに思っています。以前、舞台終了後の交流の中で、お母さんにロバの頭をつくってもらって、小学校低学年くらいの男の子に、ロバの足を作ってもらったことがありました。親子で一つの手影絵を力をあわせて作るのは思っている以上に楽しいことなのかもしれません。二人の笑顔と暖かい雰囲気がとにかく印象的でした。

お父さんお母さんも、おじいちゃんおばあちゃんも、たまにはお子さんお孫さんと影あそびしてみませんか」

☆ふたりとも影絵劇団かかし座(日本で最初の影絵の専門劇団)出身です。


2001(C)Joyhona